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与那国島で、やさぐれて→。

沖縄ダイビング
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緊張するぜ二日目。

2013年4月与那国2日目。

この日は、いよいよ、与那国島ダイビングの目玉、
ハンマーヘッドシャークのポイント『西崎』に潜ることになりました。

1本目から、西崎‼️嬉しい~😆

けど、前日が散々だっただけに、気が引き締まる。

この日も波がザブザブしていたので、目の前の久部良港ではなく、
ショップから離れた避難港から出航とのこと。

私なりに、しっかりエントリーの手順をイメトレしながら、
ウェットスーツを着て集合場所へ…。

おやっ?

伝えられた集合時間の少し前に行ったのに、
他のダイバーはもうすっかり、
港に向かう車に乗っているではないですか⁉️

えぇーみなさん、早くないですか…❓️

「遅れてすみません😣💦⤵️」

遅れてないのに、なぜか謝ってしまいました。

なんだか、今までの島と違うな…。

今までの島は、もう少しゆるっとしていて、集合時間になっても
みんなもっとゆったりしていたというか。

今度は、もう少し早く集合場所へ行こう。
少し肩身のせまい思いをしながら、避難港に着いた。

やっぱ沈まないのよ(泣)

この日は、腰に付けるウェイトを6キロ(!)にしてもらい、
いざ、エントリー。

しかーし!
波に翻弄されてるせいか、やっぱり呼吸が荒くなってしまう。

やっぱり全然、沈まねー😭💢

※この事は、当時のログブックに殴り書きしてある(笑)

殴り書きのログブックww

今回は、流れがあるので急いで潜降しなければならない。

昨日とは違うガイドが、私を引っ張ってくれて、
なんとかかんとか、潜れた😭

西崎の海のなかは、最高です。

ハンマーはいなかったけど、
ギンガメアジの群れが離れたところでぐるぐるしている。

思わず旦那と二人でそちらに行きそうになると、
ガイドがタンクを指示棒で叩いてカンカンと鳴らして
「ダメダメ!こっち来て!」と注意する。
(そりゃ、そーだ。)

ドリフトに慣れてない私たちは、今までの、のんびりダイビングのように
少しぐらい離れても大丈夫だろうと思ってしまったのだ。

実際、潮の流れに乗って動いているので、危ない行為だ。

あとでちゃんと謝ろうと思いつつ、西崎の壮大な海にホレボレしていた。

「与那国島まで来て、よかったなぁー😍」と、思っていた。

この時までは。

フィン脱がさせてくれ

その時の私の頭の中のイメージ(笑)

さぁ!ここからまた…船に上がるラダー地獄の一丁目。

一生懸命、フィンを履いた足でラダーの1段目を登る。

横からの波がザブーン‼️ときた😱

手すりから手が離れてしまい、流されて船から離れてしまう

もう一度トライしようとしたら、
先に他のダイバーを登らせるから後ろで待ってるように
言われる→おとなしくいう通りに待つ。

そして他のダイバーが上がった一番最後に、
ガイド付きっきりでなんとか船に乗れたのであった😓

陸に上がったあと、やっぱり
激おこのガイドに怒られました😓😓

逆ギレやさぐれww

すっかり、心が折れてしまった私は、
その日あと2本ダイビングが残っていましたが

「行きたくない。全然、楽しくない‼️」と、
2本ともキャンセルしました。

鬼修行かよ‼️(逆ギレです。)

すっかりやさぐれてしまった私は、その日はレンタカーを借りて
東崎で与那国馬🐴を見たり、
Dr.コトー診療所のロケ跡に行ったりしました。

与那国島にはお馬さんがたくさん歩いていた。

可愛かったですよー。

その癒しの風景を見ているうちに、少し元気になってきた。

しかしダイビングショップ併設の民宿に帰ってきてからも、
部屋に直行、酒飲んでふて寝。
夕食も昼間のダイバーと一緒になるのでキャンセルした。

なんだか、この島に来てから怒られたり謝ったりしてばっかりだ。
夕食の席でも謝るなんて、もううんざりだ。
(逆ギレ)

大体、集合時間の前に行ったのに
なんで『遅い!』みたいな雰囲気なんだよ。
時間の流れがゆったりしている他の島とえらい違う。

明日と明後日でダイビング終了だ。
ちゃっちゃと寝て、潜って、ささっと帰る支度をしよう。
そう思いながら、寝た。



ちょっと上達?三日め。

朝、とりあえず朝食は食べようと民宿の食堂へ。

同じテーブルで、
昨日の船で一緒だったおっちゃんが、話しかけてきた。

『昨日、どうしたの?あれから潜りに来なかったから。
夕食も来なかったし。体調、良くないの?』と
心配してくれた。
なんだか、嬉しかった。

怒られてやさぐれてましたとは言えないので、
『ちょっと疲れが出ちゃったみたいです、ありがとうございます。』と
言っておいた。

一本め、西崎沖。
二本め、西崎ハンマーヘッドロック。
三本め、馬鼻崎。

なかなか会えませんなー。

ハンマーヘッド無し!
一本めの潜降は大変だったが、二本め三本めは
ちゃんと出来た。

船へ登るとき、あわあわしている私のタンクを
見かねた他のダイバーが引っ張ってくれた。
夕食時、お礼を言ったら
『え?そんなんしたー?』と笑ってくれた。

まだハンマー見てないけど四日め。



2013年4月 与那国ダイビング最終日

この日は朝から波がバシャバシャ。
いやーな予感な気持ちになっていると、
気をきかしてくれたのか朝と昼の2本は、癒やしポイントとのこと。


一本め→馬鼻東。(砂地ポイントで癒やし。)
二本め→馬鼻ダブルアーチ(地形で癒やし。)

ガイドに、三本目はハンマーヘッドのポイント
西崎ですけどどうしますか?と言われた。

旦那に二日めのダイビングを(私に気を使って)
キャンセルさせてしまったことが申し訳なかったのと、
最終ダイブだったので
頑張っていってみることにした。

潜降してみると、しばらくして200匹ぐらいの
ブラックフィンバラクーダの群れが現れた。

しかし、探せどハンマーヘッドはいない。

もうすぐ安全停止だ。

言われてるほどハンマーヘッド出ないし。(4月だからですよ。)

周り上級者ばかりで謝ってばかりだったし。(仕方ない!)

ガイドには怒られてばっかだったし。(根に持ってたw)

もう、与那国に来ることは無いな。

さよなら、与那国島。

そう思って後ろを何気なく振り返った瞬間!!

レアな◯◯◯が〜!!

ハンマー‥じゃなくて、
バショウカジキ!!!😲

画像お借りしました。


私が懸命に指をさすと、みんなが振り返り、
水中で『おぉ〜!!!』と声が聞こえた(笑)

すごく精悍なかっこいいフォルム。
一瞬で心奪われました。

陸に上がってから、ベテランさんに『後ろにいると思わなかった。教えてくれてありがとう!』と
お礼まで言われてしまいました。
その方いわく、1000本近く潜っていてカジキを見たのは二度目で
とてもレアな体験とのことでした。

なんだかカジキさんが、与那国良いからまたおいで!といってくれたみたい。
単純な私たちは、『また来よう!!与那国!!!』と
ノックアウトされたのでした。



今、振り返ると
そんなに波の高さも大したことなく(与那国では。)、
ベテランさんだらけで緊張!と思っていたけど、
しかしこの時期のダイバーさんは
冬季のハイシーズンに来るベテランさんと比べたら
非常にマイルド(笑)で

エントリー時に潜降できなかったのも自分、
エキジット時にタイミングよく船に上がれなかったのも自分、
めっちゃ怒ることないじゃん!とガイドに思ったことも、
実際に危険で迷惑かけたことを指摘してくれただけでした。

調子こいてましたね、よくわかりました

ラダーにアバラをぶつけたのも懐かしい。

事実、帰る頃には下手なりにも
ヘッドファースト潜降、フィンでラダーを上がることが
出来る様になっていました!
のちに何回も通いつめることになりましたが
とくに、旦那が大物に目覚めてしまい与那国が大好きになった。
私たちがダイビングのスキルが上達できたのは
与那国のおかげだと思っています。





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