こんにちは。すいっちょんママです(╹◡╹)
よく、『末期がん』とか『がん末期』とかの言い方が使われていますが、
実際にそれは、どこらへんのことを指すのでしょうね?
単純に、ステージ4=末期がん、というわけではないのでは?と
インターネットで調べてみても、あまりよくわからない。
詳しく定義しているものは、やっぱりありませんでした。
と言うのも、ちまたでは
大腸がんステージ4=末期がん‥と解釈する人が
多いからです。(詳しくは後述で。)
私も、旦那ががんになる前は、そんなイメージでとらえていたと思います。
ドラマや映画でも、がんがテーマだと末期=死に直結‥的なものが
とても多いですね。
実際、『僕は大腸がんになりました。』と言うと、
なんだか気まずい雰囲気になったことも、しばしば。
だから、世の中ではそう考える人が多いのかも?と推測してます。
ただ、旦那の大腸がんが転移再発してから、
ステージ4に移行したということになるわけですが、
見た目も行動も、まだぜんぜん元気なわけです。
これは、がんという病を身近に感じてから、常に思っています。
実際、再発してからも元気

- ワンコを車に乗っけて、何回も、みんなで楽しく温泉旅行したり。(※しかも、旦那が運転。)
- 毎日、ワンコを連れてドッグランに行ったり。(※ワンコとはラブラブw)
- 美味しく酒飲んだり、焼肉したり。
さすがに最近は、コッテリの焼肉はしてませんが
「コロナ禍じゃなかったら、伊勢海老食いに行きたいよなぁ。」
なーんてことも、言っています。
標準治療の抗がん剤をやめたので、
これからはまた変化があるのでしょうが、
今のところは、気晴らしに洗濯など家のことを手伝ってくれるし、
お笑いを見てゲラゲラ笑ったりしています。
たしかにいつも好調というわけではなく
痛み止めでコントロールできていても、体調の悪い日はあります。
そんな日は仕事をお休みさせてもらっていますが、
ただ、やっぱり、本人は仕事に早く復帰したいようです。
樹木希林さんや川島なお美さん、スティーブ・ジョブズ氏も、
命の燃え尽きる最後まで、精力的にお仕事をなさっていた印象です。
本人にとって、それらが何であっても心の活力になっているなら、
体が弱ってきていたとしても、
『末期』と言ってはいけない気がしてきます。
なので、『ステージ4=死に直結、ではない』。
私はそう捉えることにしました。
旦那の身内でがんになった人がいない

そもそも実際、
旦那の血縁者で、がんになった人がいないので
(未だに「うちはガン家系じゃないのに」と言われる)
がんが発覚して報告した時は、
『がん=死』みたいに一族大騒然としてしまいました。
一番、旦那の身内が、『ステージ4=末期がん』みたいな反応でした。
なので、きっと今回、抗がん剤治療をやめることを話したら
とてもまた大騒ぎになると思うので言っていないです。
- なぜ抗がん剤をやめるのか
- もう手立ては無いのか
- もうダメなのか
と、言われる予感がするからです。
間近に、がんの人がいない・経過を見たことがない、
未知の世界だから認識にズレを感じてしまうのは
仕方のないことかもしれません。
だけどもし、
『最後の抗がん剤治療という選択肢があるけど、やめた』
と言ったとしたら、どうでしょう。
仮に、『なぜ、やらないんだ』と言われたとしたら?
それが、少しでも長生きしてほしくて言ったとしても、
旦那は自分の選択が間違っているのでは‥と悩むでしょう。しかし
実際に抗がん剤治療で何度も苦しんでいたのを見てきた私には、
旦那のその選択肢も、けして間違いではないと分かります。
『たられば論』ではありますが、なかなか身内でも難しい問題です。
『その日まで、普通に過ごしたい』
しかしこう言っては、なんなんですが、
血は繋がってはいないけど、家族として、ずっとそばで
旦那の闘病を見てきた私としては、
彼は十分がんばっていると思っているし
今だって精一杯、生きていますからね(╹◡╹)
だから、あちらの身内には余計な心配(刺激?)を
かけないようにしようね、ということにしています。
今度は私の運転で、旦那の好きな場所に連れて行ってあげたい。
ステージ4でも、日々、幸せで穏やかに過ごしています。
世界中のがんサバイバーの皆様も、穏やかな日が続きますように。
今日も読んでいただいてありがとうございます。
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