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急性期病院から在宅医療への移行手続き

ダンナの闘病記

こんにちは、すいっちょんママです!

旦那の通院に区切りをつけ、在宅医療に切り替わることになりました。

理由は、歩くのが辛くなってきていて、自力で通院や処方箋薬局に行けなくなってきたからです。

在宅で医療を受けることを決めてからは、さまざまな手続きが必要になります。

通院していた病院の『退院支援看護師』さんが、これからのことを教えてくれました。

どのようなことが必要か、書いていきたいと思います。

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まずは介護申請。

すぐに介護が必要な状態ではなくても、まずは市区町村の自治体に介護申請をします。

なぜなら、申請してから介護認定されるまで掛かる期間が約1ヶ月。

がんの終末期は途中からいきなり容体が急転することが少なくないとのことなので、いざ介護が必要になってからではなかなか間に合わないのです。

なので先週申請してきて、早速、今日の午前中に認定審査の人が来てくれました。

旦那と私とで三者面談で、歩行が困難になってきたことや、今の身体状況・精神状況など聞かれました。

ただ、歩くこと以外はまだ自力で色々できるので、果たして、どう判断されるのか‥。

あとは医師からの意見書が伝わっていて連携しているようなので、そこを加味して欲しいとお願いしておきました。

とりあえずは結果待ちです。

ケアマネージャーの決定。

ケアマネージャーとは?

介護支援専門員とも呼ばれる方で、介護保険で認定された範囲内でケアプランを立ててくれる専門家だそうです。

本来なら、通常は介護認定されてから決定するようなのですが、

通院していた病院の支援看護師さんが早めに連携してくれていて、明後日に受け持ち予定のケアマネージャーさんが面談に来てくれるとのことです。

訪問医療の申し込み。

訪問医療とは、月に2回、医師と看護師が診察に来てくれる医療機関です。

適切な緩和治療をしてくれたり、処方箋を書いてくれたりしてくれます

状態を診て、痛み止めの増減や対症療法の決定をしてくれる役目です。

基本は月2回の往診ですが、急に容体が変わった場合にも、24時間対応してくれるとのことです。

これも今日、相談員の方が来てくれて、契約を済ませ、初診日も決めました。

これもまずは初診日を決めて診察を早めに受けておかないと、

契約していても初診日前に急変した場合、対応できないんだそうです。

なので、初診は早い方がいいですね。

訪問看護の申し込み。

訪問看護ステーションとは、看護師さんが家に来てくれて医療行為をしてくれる機関です。

訪問医療でも看護師さんは来てくれるし、なんだか混同しやすいのですが、

『訪問医療で、医師が指示、処方をする』

『その指示と処方薬をもとに、訪問看護の看護師が動いてくれる』

ということらしいです。緊急の処置も、24時間体制で対応してくれるとのことで

とても頼もしい存在です。

要は、病院のナースステーションと同じ役目ということです。

医師を呼ぶかどうかの判断も、この訪問看護師に来てもらってからになりそうです。

在宅にいながら、入院しているかのような医療体制です。

(こちらも、初診が終わる来週明けに契約予定です。)

緩和病棟に登録エントリー。

緩和病棟=『死期を待つだけの病院』ではありません。

急性期病院の時のような根治をめざす治療はしないけれど、
病気による身体のつらい症状を緩和してくれる専門の病院です。

例えば、うちのように在宅医療を選択していたとしても、

『看病する家族(私)が倒れてしまった!』などのアクシデントが起きる可能性はあるわけです。

そうなれば、誰も代わりに旦那を看病する人がいない事態に陥るかもしれないわけです。

しかし緩和病棟に登録エントリー(訪問医療との紐づけ)をしておけば、

こういった緊急時にも、入院対応してもらえるのです。

こちらも、電話で登録出来ました。

うちのような、ワンオペ看病の家族には心強いシステムです。

事前に相談しておくことが大事。

ここまでざっと書きましたが、今回感じたのは、

通院していた病院の『退院支援看護師』さんに、
いろいろ相談しておいてよかったということです。

私がフルタイムで働いていることや経済的なこと、

子供もいないし、手伝ってくれそうな家族もいない

私ひとりの『ワンオペ看護』になることなどを相談していたので、

在宅医療になるにあたって、本当にいろんな機関に前もって連携してくれていました。

なかなか私も、ギリギリまで相談しづらくて出来なかったのですが、

名前を伝えれば、すべて話が通じていました。

本当に感謝しかありません。

ここまで親身に迅速に対応してくれる人ばかりではないかもしれませんが、

早めに相談しておくといいと思います。

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