なかなか病院のベッドに空きが無いなか、
数週間待ち、いよいよ旦那が緩和治療と画像検査を含めた入院を
一週間ほどすることになりました。
どうも貧血の薬が合わないようで、飲むと更に吐き気で食べられなくなるので
直接投与してもらったり、あとは体力が衰弱してきているので
緩和の処置をしてもらうための入院です。
あとは、ワンオペ介護の私がだいぶヤバめリーチが入っていたのもありました。
介護者のサポートの意味もあります。
介護者がメンタルヘルスを保つには。

介護中に自分のことは後回しになるのは仕方ないとしても、
どうも私は自分で自分を粗末にしていたようです。
仕事しながらも懸命に介護しようと思っても、
どうしても疲労でメンタルが消耗と言うべきか。
精神が削られてきます。
不安、イライラ。やるせない気持ち。
当然相手は具合悪いので、ぶつけることは出来ない。
ぶつけたこともありますが、大抵失敗に終る。大後悔をします。
だから、自分の言葉を飲み込むことが多くなっていく・・。
相手に優しくしたいのに本末転倒になってしまい、
ぜんぜん優しく出来なくてまた悩む😭
まさに負のループ!!
それを回避するための方法とは・・と考えたのです。
なんだろう。
もうネガティブになってしまう自分がいやで。
悲劇のヒロインになったみたいで。
屋台骨なので、心身ともに自分の健康管理も考えたい。
なので大好きな水泳をする。
メイク、筋トレ、髪のメンテ、マッサージ、何でもいいから。
そして美味しいものを食べてみたり。
相手に罪悪感があったりしてなかなかできなかったのが
どうもいけなかったようです。
むしろ、私が崩壊して家族を支えられなくなる方が
大変なことになりますね。
このまま遠慮していたら、結構大コケしそうな
きわどいところまで行くところでした。
お酒の量が、ヤバくなってたし。
なのでお酒は控えて、軽い安定剤を処方してもらう。
最愛の家族がいなくなって残されたとしても、
きっとそのあとも幸せな人生は続き、私を見守ってくれると信じる。
幸い私は好きなことを仕事にしていますので、
入院中は仕事のスキルアップにも没頭しました。
あとは愛する娘(イヌではありますが!)。
希望とは真っ暗闇のなかでも光があること。
ツツ大主教の『赦し』より。
私にとっての光とは。
それはきっと、愛する者ですね。
『行ってきなよ!』と言ってくれてた。

そもそも旦那は、『遠慮しないで好きなことをやりなよ!』
っていつも言ってくれていたはず。
そうだ、今までそうしてきたんでした・・。
闘病に入る前も今も、
変わらず私のチャレンジしたいことはさせてくれる旦那でした。
全ての責任を背負ってキッチリ真面目にやればやるほど、
優しく出来なくなるぐらいなら。
いっそ、遠慮しないで好きなことをやってみよう。
それを全部がまんしてトケトゲしているのは、よくない。
無理して頑張って、それで優しく出来なくて、堂々巡りで。
罪悪感でがまん→ストレスたまってトケトゲしいよりも、
発散して笑顔で接したりの方がいい。
どこか、きっかけを見つけて気持ちのリセットをしたかったので
このレスパイト入院は、いい機会でした。
一人の時間になって自分と向き合うことが出来たと思います。
少しだけ初心に帰れたかな?と思います。
コメント