手術後の経過もよく、順調に日々は過ぎ、退院時の日がやってきました。
きっと、私が毎日献身的に面会に行ったからでしょう。
(実際は病院のおかげ。)
治療費についての不安‥

ところでみなさん、がん治療の費用って気になりませんか?
がんの治療費は高い、お金がかかる‥
などのイメージがありませんか?
確かに『がん保険』なるものが巷にはあるくらいだし、、と思いますよね。
しかし、そんな時の救世主!!が、
限度額適用認定証なのです。
限度額適用認定症とは何か?

医療機関での支払いが高額になりそうな時、
前もって自分の入っている社会保険の協会に
(国保の場合はその自治体に。)申請して取得して、
窓口で保険証と一緒に提示すれば、一定の自己負担限度額までの支払いで済むのです。
高額療養費制度‥というものもありますが、それだと支払い時に自分で立て替えて、のちに協会に請求、払い戻しまで3ヶ月程度かかってしまいます。
しかし、この限度額適用認定症があれば、最初から立て替えなくて良いのです。
支払う限度額は、被保険者の所得区分でそれぞれ違います。
うちの旦那の場合は、1ヶ月の限度額が八万円ほど。
どんなに高額でも、保険診療であればこれ以上かかることはありません。
(差額ベット代、食事代などは除く)
ぜひ、高額治療になることが前もってわかる場合は取得しておくことを
おすすめします!
しかし、なぜこんなに用意周到に
限度額適用認定証を取っておいたのか?
それには、ワケがありまして。
保険見直しちゃったばかりだった

がんが見つかったのが4月、
が、なんと、
ちょうど前の年の秋に『◯◯の窓口』で保険を見直して、
貯蓄型の生命保険を解約したばかりだったのです。
いろんな特約がついていて手厚いけど、月々の保険料が高いので、
安い掛け捨ての医療保険に変えたばかり。
この時は、焦りました。
まさに「やっちまったな!」って感じ。
いくらかかるんだろうか?何十万?100万?
取り返しのつかないことをやっちゃったような、
人生詰みました感というか(笑)
が、落ち込んでばかりいてもお金は降ってこないので
必死でネットでがん治療のことをいろいろ調べて、
限度額適用認定証にたどり着いたのでした。
実際には、安い掛け捨て保険で正解だった訳ですが。
日本の保険制度はすごいのね

掛け捨て保険から給付されたのは
入院日額1万×14日=14万円、
手術代給付6万円とで合計20万円給付。
うちは4月下旬から5月上旬まで‥と月をまたいで入院したので、
限度額8万×2ヶ月分=16万円でしたので。
結果的に全然、掛け捨て保険でお釣りがきました。
月をまたいでいなければ、支払いは8万円だったのでもっとお釣りがきたことが悔やまれますが!!
とにかく結果良ければすべて良しです。

あと、奇跡の想定外で
旦那のクレジットカードに
付帯の保険がついていました。
がん診断の給付金30万円+
入院日額5千円=37万円給付。
調べてみる価値はありそうですね。
それでは。
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